ねこ活のススメ

JO1への思いを昇華できずただただ吐き出す場所

いい大人がアイドルから教わったたくさんのこと

いい大人になってから、JO1を、與那城奨を推すオタクになりました。

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人生で初めて、見返りの無い愛を与え続けたいという感情になったその経緯の記録。

自己満足の備忘録です。

 

○プロローグ 

 幼少期〜学生期

 目立ちたがり。歌が好き。表現するのが好き。そんなチビだった。

 アイドルになりたいとは思ったことなかったけど、漠然となにか表現する人になれるんじゃないかと思ってたアホ時代。でも元来、受け身だし、自分からなにか動こうとは全く思ってないまま成長し、普通に生きていくのが一番だと思うに至った。

 小学生んときはJr.黎明期だったことから周りはジャニーズの推しが1人はいて、自分もいないと変な感じだったから一応決めてはいた。

タッキーや翼、山Pとか主人公は好きになれず、小原くんと屋良くんのMyojoの切り抜きを名札の裏に入れていたな。シュール。

 中高は、部活ばっかしてた。この頃はジャニーズ好きな人ってオタクだなーと思っていた。嫌いじゃないけど。もっとリアルに生きろよって思ってた。死にたい。

 住んでた場所にアジア圏の方も多く住んでいて、自己主張の強さとか規範意識がないとか、なぜかあまり印象が良くなく両親も友達も、自分の周りは嫌韓だった。例に漏れず自分も。韓流とか、KPOPアイドルに対してかなり否定的だったことを覚えている。死にたい。

 

1.プデュ48にはまる

 社会人になった。いろいろ疲れてた。ちょうどAKB黄金期だった。

 なにがきっかけかは忘れてしまったけど、元来オタク気質だから、メンバーのことを知りたい→調べ尽くしたいと思うようになった。YouTubeで簡単に過去を追えて、下積み時代のことや努力し続ける姿を見て、なんか胸に来た。

 "大人で同性なのにハマってる"ってのが結構周りに受けて、飲み会とかでもネタになるし、ダンスも覚えたりしてた。キラキラ輝くあの子達が羨ましいとも少し思いながら、秋元さんの書く詞にいちいちちゃんと響いてた。チームKが好きだったw

 人気が落ち着いちゃってからは欅に気持ち持ってかれてた。いやーここもちゃんとはまった。平手、大好きだよ平手…w 

 はまってるはまってる言うてもYouTubeもあるし、音源も手に入るから、CDすらほぼ買ったことなかった。もちろんグッズも。欅は東京ドームコンサート行かせていただいたけど、周りと関わろうなんて一切考えず1人で楽しんでたなぁ。

 そんなときに知ったのが48グループがプデュに参加するって話。いやプデュって何だよ。

 さくらたんや珠理奈らへんの有名どころも出るって言うし、興味はあった。けど、いかんせん見る媒体が何かすらもわからなかった。

 48グループのまとめサイトを見るのが好きで、そこで、日本勢総じて低評価、酷評、文化の違いみたいな記事を多々見て、どゆことどゆこと?ってなった。YouTubeや他の動画サイトで違法アップロードされてるのを時系列追わずに見た。訳されているものも少なくて必死に探したなぁ。ちなみに個人的にこのあたりで結婚した。旦那も漏れなく嫌韓の人。(いらない情報)

 韓国のアイドルは歌もダンスも完璧にこなすことも何となくわかってはいたし、日本の子達が同じようには通用しないとも思ってた。文化の違い。アイドルへの需要の違い。正直私も、アイドルに歌やダンスのうまさなんて全く求めてなかった。可愛くて元気でいてくれと思ってたw

 だから見始めたのもほんと興味本位。韓国の子たちはグイグイしてるだろうという偏見MAX。日本の子達を応援しようと思ってた。

 流れもいまいちわからないし、出てくる課題曲もまじで全然わからない。BoAが入ってて懐かしくて泣いた。

 そんなこんな見進めていくと、韓国の練習生ちゃんたちの健気さ頑張り、そして献身的に日本の子たちに関わって自分を犠牲にして教えて、絆を深める場面がたくさん見えてきた。偏見を恥じた。まじで。青春を捧げる彼女たちにまた一種憧れみたいなのを感じながら、のめりこんでいった。

 ファイナルはオンタイムで見て気付いたら泣き腫らしてた。はまってた。

 IZ*ONEちゃんももちろん大好きになった。だけじゃなくて、他の練習生たちのグループも、課題曲になったグループも興味を持つようになった。Wanna Oneのエナジェティックも、原曲よりポジション評価んときのアレンジでインプットされてます。好き。

 

2.日プとの出会い

 欅、IZ*ONEとヨジャドル沼にずっぽりな中、舞い降りた日本で男の子でプデュやるよ話。

 おいおいバカを言うなよ。どんな子が集まるのよ。ってかそもそも番組として成り立つの?48はいつも韓国の子が日本の子に教えて成り立ってたぞ。無茶だ。吉本がやるの?冗談きつい。

 事前番組とか全然見なかった。でもまあ、48見た身だし、冷やかしがてらテーマ曲上がるし見てみるか。

 えセットすご!力入れてんじゃん。え曲良い。かっこいいダンス。

 センターの子とんでもなくうまいなダンス。みててすげえ気持ちいい。ふーんダンサーさんだったのね(すぐ調べる)

 しかっしお顔が怖い。これは気が強い顔だ。(でたよ偏見)隣の子はユンドンくん?あー韓国の子のお顔だわ。他の子たち化粧してんのか。濃いな。浮いてんな。全然かっこいい子いない…(死にたい)

 でもなんか気になるな。…ふーんGYAOで見られるのねふーーーーーん(練習生一覧速攻チェック)

 木曜とりあえず見進める。クラス評価。特に誰も響かず。かっこいいとも歌やダンス上手いとも全く思わなかった。知らん曲も多いなと思ってた。(死にたい)

 再評価あたりから、人間味がもろもろ見え始める。來良かわいいよ來良…w

    全てを曝け出して、汗かいて泣いてハグして笑い合って…おいおいなんだこの青春は。特にこのハグ。仲間に対してのコミュニケーションの距離感バグってることに衝撃だった。同時にぐっときた。あっ、この子たちの頑張りを見届けたいって思うようになった。

 この辺りから意識して票を入れるようになった。紆余曲折ありwこんな11人いれてた。

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なつかしい泣ける。いろいろあったねえ。

Twitterで情報を仕入れた方がいいと思ってはじめて、わけわかんないからTL眺めてただけだったけな。はろあげ辞退は仕事中に知って、リアルスマホ投げた。周りに心配された。

 そいや、このあたりで、男性の化粧にも何の違和感も無くなった。むしろ美しさとはなんなのか考えるようになった。課題曲になったアーティストさんの曲も聴くようになった。Kpopアイドルのかっこよさに何度も失神した。人は、変わる。

 さて、ファイナル前に1.2pick落ちてしもた。死ぬほど辛かったけど、番組見るのやめようとは思わなかった。それくらい番組にも101人にも沼ってだんよなあ。

 デビュー組も予想した。概ね願望。

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御三家汐恩瑠姫以降わからなすぎていつもどうしようと悩んでて、↑のときは最早11人目に入れたい人が多すぎて、入れることすら放置するという。なんだそりゃ。

 ファイナル当日は仕事終わらなくて職場で泣きながら見た。同僚が見てちゃんと引いてたw

 1pickで入れていたのは與那城さん。歌があまりにも大好きすぎる。

 ただもう1pickにするにはみんなを好きすぎて。誰も傷ついてほしくないのに、当たり前だけど最後はみんな笑っていなくて。

 もう完全にトラウマ。選ばれた11人本当におめでたいのに、全然喜べなかった。

 なんかどうしようってなって、トントンと(ゆっくりだったけどねw)JO1が始動していくのを遠巻きで見てた。いや見てはいたけどw

プデュの亡霊になって頭抱えてた。

 ヨジャドル好きな時から、リアルでもSNS上でも想いを共感する仲間がいなかった。 それもあり、1人でただただ悶々としてた。

 

3.JO1を推すということ

 ポツリポツリと出る供給には目を向けてはいたけど、別にどっぷりではなく。FCに入るかどうかもウジウジしてた。入ったけどw

 デビュー曲も、好きじゃない感じだったらどうしよって思ってた。あんまし期待しないようにしてた。

 そんな感情ほんとぶっとんだ。そんなteaserだった。わくわく興奮期待しかない。震えるほど感動した。リアルに「勝ったわ」って呟いてた。日本のアイドル界に風穴開けられるって思った。

 ここからは積極的にTwitterを動かし始めた。

 ちょうどなんと運の良いことにファンミに参戦させていただくことになった。いよいよ1人でいることが寂しくなり始めた。何とかTwitterを駆使してお友達を募った。不慣れでなんか色々間違ってるし何か気持ち悪いしで、全然お友達ができなかったw でもなんとか、お二人の方と当日過ごせることになった。ありがたい本当にありがたい。

 JO1もさることながら、JAMに会うことは自分にとってかなりの緊張感だった。年齢はもう変えられないから、せめて、小綺麗ではありたい。こんなやつが同じJAMかって思われてしまったらとても悲しい。必死におしゃれした。

 当日。緊張で小刻みに震えながら横浜に行ったのを覚えてる。お会いしたお二人はとてもとても優しい方で、本当にありがたかった。感謝しかない。

 この日、初めて、JO1への思いを同じ感情をもってくれる人の前で、話すことができた。これが自分でも驚くぐらい心を動かした。JO1への愛が形になった気がした。

 肝心のJO1たちとの初対面は、3階席だったこともあり、フワフワと美しい非現実的な時間だった。まるで夢のようだった。薄くて細くて長い人たちでw やっぱりアイドルだった。特別な人たち。

    この人たちの未来を見続けたい。共に世界を見たい。応援し続けたい。そう思った。

 それからは一つ一つの供給が生きる糧になった。彼らが喜んでいたら嬉しい。悲しそうなら悲しい。11人一人一人がとても愛らしくてたまらなくなった。本当に大好きです。ありがとうJO1…(情緒崩壊)

 

4.與那城奨を推すということ

 JO1を推すと決めてから、ファンミ前にお友達を募るとき、Twitterではオルペンで箱推しだけど、與那城さん寄りと公言させたいいただいていた。ファイナルまで票入れさせてもらっていたし、いかんせん歌声が好みだった。

 でも寄りと言わせていただいてるからには、改めて彼について知ろうと思った。

 麗しく端正な顔立ち、高身長、ムキムキ、全てを包み込むベルベットボイス、JO1最年長、沖縄出身、ささみ、ギター、英語、焼肉屋バーテンダー、沖縄の那、目で人を殺す、知恵の輪は苦手、セットアップお兄さん、まいどくん…etc…

 過去の歌唱動画もこの辺りでやっと見た。脳天が爆ぜるほど好きな歌声だった。正直人柄から好きになることしかなかったから、まだまだ愛!というほどではないけど、もっと色々知れたらいいな!と思っていた。

 ファンミで、「いま、幸せです」で言っていたことに深く胸を動かされた。この人はなぜ今まで幸せを感じてこなかったのか。こんなにこんなに美しい人なのに。

 言うて、ファンミでもその後の1stでも、ランダム系のグッズやトレカを集めることはしなかった。正直グッズを買うことすら、意味をまだ見出してなかったし、出たメンバーみんな好きだしって思ってた。が、今はとにかく欲しい。最早言い出せなくなっているが、誰か交換してくれやしないかw

 大きく気持ちが動いたのは、2ndのオエオ期かもしれない。

 なにはともあれ、ビジュアルがとんでもなく好みだった。らぶ。そしてらぶ。

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    彼はおそらくナチュラルな感じで十分お美しいのであろう。こねくり回さなくてええのだな。いやぁ好き。

 グッズやらトレカたちを根こそぎ集めた。愛するJAMたちが、交換の仕方とかアドバイスくれた。たくさん教えてもらった。それも彼をガッツリ推すことの背中を押してもらったんだと思う。感謝しかない。JAM、仲間、愛。

 そして、この期に運の良いことに人生で初めてのヨントンをさせていただくことになった。

当選してからはもう生きた心地はしなかった。彼の目に30秒間でも自分の姿が残る。恐怖。楽しみより恐怖w 結婚式以来、マツエクをつけた。できる限りのことをした。冗談じゃなく本当に震度2ぐらいの震えを携えながら本番に挑んだ。

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 結論から言って、これが本当に契機だった。

 與那城奨が存在しているということを、神に感謝するしかなかった。

 うまく説明できないけど、物腰の柔らかい丁寧で優しい言葉と表情に完璧に骨抜きにされた。恋に落ちた。

 この人がこの先どんな行動をとっても、どんな言葉を発しても、どんは容姿であっても、全てを肯定して愛したいと思った。この先の自分の人生賭けても、彼の幸せを願い、成功のために支援したいと思った。

 この気持ちは4thを待つ今もなおもちろん続いていて、彼の全てがただただ愛おしい。生きる確かな糧。

 正直、仕事も家庭含めたプライベートも、かなりキツく厳しく、悩んでしかいなかった。それは今もだけど。辛いことばかりで人生を憂いでさえいるけど、JO1 と與那城奨の存在にその都度救われて、前を向くことや生きることを過言ではなく教えてもらってる。

 もはや、推しがいなかった時、どう辛いことを乗り越えられたのかまったく覚えてない。考えることができないw

 これからもどうかどうか、輝き続けてください。花道だけを歩いてください。

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エピローグ

 推しが教えてくれたこと

・人の性格は国や文化からももちろん影響を受けるが、大きくははあまり関係しないこと。

・諦めないで挑戦し続けることの素晴らしさ

・若い男の子たちのコミュニケーションの取り方(距離感バグw)

SNSの使い方

・ケミ、チッケム、ヨントン、モッパンなどの韓国アイドル用語

・ダンスが揃っていることのかっこよさ

・化粧、ムダ毛の処理をはじめ、男性も女性も美意識をもつことは変わらないこと

・自分がパフォーマンスに異常に興奮を覚えること

・歌詞厨だった自分が音楽に沸くこと

・ラップのかっこよさ

・動画の再生回数を増やすという行為

SNSを使ってグッズを交換すること

・グッズとともに写真を撮る行為もとても楽しいということ

・たくさんの同じ思いを持つ人たちと、愛する人の誕生日を祝えることは幸せなことであること

・我が国のアイドル業界や、番組は閉鎖的なこと

・日本の昨今のバラエティ番組について

・人は成長し続けられること

・韓国の音楽番組の素晴らしさ

・ケーポアイドルの素晴らしさと過酷さ

・韓国コスメの素晴らしさ

・カフェオレなら飲めるようになったこと

・エコや慈善活動について

・大人になっても新たなお友達ができること

・大人になっても誰かを、見返りを求めずただ愛せること

 

まだまだある気がする。

得たものが多過ぎて、ただただ推しごとができることに感謝しかない。

これからも自分のできうる限りのことをして、すこーーーーーーーおおぉしでも、彼らがGo to the topする力になれれば生きてる意味があるってものです。

 

ここまでの自己満くそなが文章を見ていただいて本当にありがとうございます。

自分の生きる糧は、推しだけじゃなく、共に同じ気持ちで沸くことのできる仲間たちです。

もし、こんな人間に興味を少しでももっていただけたら、Twitterの方も覗いていただけたら嬉しいです。飛び跳ねて喜びます。